ラジオ「みーぱちパーチ!」
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I-VAN

ゲストプロフィール

「take yourself」

先週に引き続き、ゲストは、レゲェダンサーのI-VANさん。

 ジャマイカでは「イベント」のことを「ダンス」と言うそうです。そのジャマイカで1番治安の悪い場所で「ダンスがある」と誘われ行った時に、黒ずくめの怪しい集団に出会ったそう。
 その中のボスが、レゲェダンスを世界に広める「ボーグル」だったのです。裏の顔はギャングのボスですが、当時流行っていた映画「スクービー・ドゥー」の犬の耳を表現するダンスを「ジャパニーズこうやって踊るんだよ」と教えてくれたのですが、I-VANは上手く踊れずに悔しい思いをしたとか。
 その後猛特訓し、ボーグルと再会し目の前で踊ったら「日本人で踊るヤツなんて見たことないから、日本に帰ってこのダンス教えろ」と言ってくれたそうです。
 その後、日本に帰ったI-VAN、ですがそこでボーグルが亡くなったことを知り、再びジャマイカに戻ることを決意、それから本格的にダンスを始めたそうです。
 レゲェダンサー・I-VANがあるのは、ボーグルの遺志なのかもしれません。

 ダンスをはじめて3年目、有名アーティストが出演するフェスを見に行ったとき、「1曲踊れ!」と言われるままステージで踊ると“日本人が何でジャマイカの文化を踊れるの?”と大盛り上がり。これで一気にI-VANの名前が広まったそう!
 そして6年目にはワールドレゲェダンス大会で優勝。そんなI-VANの夢は「59歳までは現役で世界中を周り、60歳からはやんばる辺りで自給自足したい」だって(笑)。


 ◎みーぱち語録
ジャマイカの仙人みたいな人(ボブマリーにギターを教えた人)からの言葉
「take a self 自分の身は自分で守れ」